裁判に訴える
結局、半年以上も手を変え品を変え督促を続けましたが、3軒からは返済されません。
最後には、一括払いでなくてもいいから返済計画を立てるように書面で連絡しました。
さもなければ裁判に訴えるという段階です。
返済計画は出てきましたが、実際の返済は計画どおりに進まなくなってしまいました。
払えないものは払えません。
「マンションでは滞納問題の解決は現実的には不可能」これが結論です。
74「積立金はないけれども、修繕工事はできるだけ早くしたい」これがマンション所有者のだれもが希望していることでした。
管理会社がいろいろな資料を持ってきて理事会で説明しました。
まず、必要なのは修繕積立金を適切な水準にまで値上げすることです。
管理会社の試算では、現状で約3000円の修繕積立金を2万円以上値上げすれば、3年あまりで大規模修繕工事ができるという結果が出ました。
本当にそんな値上げができるのか、所有者にアンケートをとってみました。
もちろん、どれだけ値上げしてでも修繕をきちんとしたいという所有者もいました。
しかし、値上げ幅は最低の金額を回答した人に合わせなければ、今以上に滞納が増えるだけです。
結局、4000円の値上げを次の定期総会に議案として出すことになりました。
「もっと値上げしましょうよ」4000円の値上げでは必要な修繕積立金が貯まるのはずいぶん先になります。